2011年11月11日金曜日

振袖用帯結び バラの花

こんばんは。
昨日の帯結びは、お花のバラを作り結んでみました。
たれ先で手幅一つ分折り返して、バラを作り帯の結び目中央よりやや左に寄せて、
三重紐で押さえます。
たれの残りが輪になっているので二等分して左右の羽根を作りそれぞれ三重紐に挟み込みます。

手先に大き目のリーフひだを作り下から帯枕を包むように上にあげて一番背に当たっている下の三重紐にからめて形よく整えます。

バラの作り方ですが、これは裏を見て手前に手幅一つ分折り返して作っています。
帯の長さで大きさが決まります。左右に振り分ける羽根を
文庫などにする場合は、折り返さず
表を見て手幅一つ分くらいの所から一重で巻いてバラにします。

これは、折り返して二重にしています。






アレンジの仕方でいろんな帯の結び方ができますね。

しゅみのきもの かんりにん



2011年11月9日水曜日

振袖用の帯結び 着付けは補正から

こんにちは。
昨日は、久しぶりに部屋にあるボディに着付けてみました。

家のボディは洋裁用のボディなのです…だから裸の状態はボン キュ ボンで(笑)ウエストがくびれてバストは大きくとても着物を着付ける体ではありません、これをウエストにタオル五枚で巻いて凹を修正、鎖骨の当たりと衿元に綿花をたっぷり乗せてガーゼを巻いて寸胴のボディにしています。
お友達に頂いた大切なボディですから大事にしたいと思っています。

ヒップの上やウエストに少しでも凹があると帯がずれて帯位置が下の方に低くなりやすいので気を付けなければね、限りなく茶筒に近くなるように(笑)



とりあえず写真を撮ってみましたが…もう一枚ウエストにタオルあってもいいかなぁ(^_^;)

着付けは補正からですよね(^_^;)


さてさて、帯結びです(*≧∀≦*)
この結び方は、最初に
たれ、際を広げて左羽根を二枚連続て作り三重紐にあずけます。

残りのたれで右羽根を作り三重紐にあずけて残りはそのままで帯枕を当てて帯揚げをかけます。

さらに手先に小さな羽根を作り真ん中をゴムで止めて、下から手先を上にあげて帯枕を包み込むようにして三重紐の一番背中に当たっているゴムに絡めていた飾り紐で小さな羽根の中央を縛ります。



さあぁ~風邪もだんだん良くなってきたみたい^^
できるだけ帯結び更新していきたいと思っています(*^^)v

しゅみのきもの かんりにん


2011年11月2日水曜日

七五三の着物(浴衣)のサイズ肩あげと腰あげの仕方

こんばんは。

前回書いた記事の補足説明です。

和裁の経験のない私の場合の五歳児の着物のサイズの直し方
肩あげと腰あげの仕方ですが(^_^;)
私は、ある呉服屋さんの説明を参考にしてサイズの肩あげと腰あげをしてみました。

プロの方が見るとあきれるかもしれませんが(*_*;
大体はおおざっぱな仕上がりでしたが…まぁ私としては上手くいったほうかなっ(笑)

とりあえずお絵かきしてみました。

丈の直し方

○着丈を計ります、首の後ろ、衿もとから足のくるぶしくらいまで。

○着物の身丈を計り、腰揚げをする位置を決めます。身丈から着丈分を引くと差がでます、その差を腰上げのする位置でつまむのですが、身丈の裾を10cm位前もって空けて、その部分をぬかした身丈の長さを1/2にした真ん中あたりが、揚げ山の位置となります。

肩あげの仕方

○首の後ろの背骨の一番上の「ぐるぐる」から手首までの裄の寸法を計ります。

○着物の背縫いから袖口までの寸法を計っておきます。その寸法から先に計っておいた裄の寸法を差し引く差が肩あげの寸法になります。

○背縫いから袖つけの間を等分したところが揚げ山となります。

この揚げ山をつまみあげて揚げしろの左右のラインを縫い合わせますが前身頃の方は肩山から下の方に向かって縫っていきますが少しずつ斜めに袖付けの位置へ向かって縫っていくと胸が窮屈にならないように思います。


腰上げの方は、前からの写真がありませんが(^_^;)
最後の衿先の寸法が合わなくなっていますから
下前の方は、そのままで良いのですが、
上前の方は、衿先の寸法をきちっと合うようにタックを取ってあわせます。

ここからは、実際に私が2歳用の浴衣の肩上げと腰上げをしてみました。






肩線も腰線もまっすぐですね(^_^;)これの寸法を子供に合わすのです。


まだ二歳にならないので相当肩上げをしました。


腰上げのまち針をうっています。


下前の寸法は合わなくてもこのまま縫います。(手を添えている場所)


上前は、見えるのでタックを取って寸法を合わせます。(手を添えている場所)


縫い方は、二目落としで表に小さい目が二つ見えるように縫います。(これは、裏側の大きい目)


上前は、寸法を合わせてタックを取って縫いました。


 
和裁の苦手な私がちくちくと縫ったのですから(*_*;
肩がこりましたけど可愛い孫のためにがんばりましたよ(笑)

これは、あくまでも私が体験したことを書いたものですから
間違っていたらお許しを(^_^;)
和裁のプロの方 ごめんなさい。


しゅみのきもの かんりにん


2011年10月10日月曜日

七五三男の子着物と袴の着付け方と補正

こんにちは。
今日は、七五三男の子五歳児の着物と袴の着付け方を簡単に書いてみました。

家の孫も今年で五歳になります^^
着物と袴と小物のセットを購入しました。

長じゅばんに白の半襟を縫い付けて、肩上げをして足袋と子供用の腰ひもも購入して準備完了。

もちろん、着物も身長に合わせて着丈の上げと、お袖の長さ(裄)の肩上げもしました。

和裁の方が私ちょっと苦手なのですがなんとかチクチクとがんばってみました(^_^;)

(※赤ちゃんの時の祝い着を着せるのであれば紐の位置を少し下げて肩上げと身上げをしますから腰紐はいりません。長襦袢も同じく。補正もなくても大丈夫かな。)

まず、補正をしましょう。下着(ランニング)の上にすぐに紐があたると「しんどいぃ~」となりましたから(^_^;)神社に出かける本番の日には、長じゅばんを着せる前にタオルを四つ折りにして背中の下、腰の凹んだ上あたりに一枚と、もう一枚はタオルを縦半分に折り長くして前から巻いて後ろの腰の上にあるタオルの上に重ねて紐で押さえますこうすると薄い長じゅばんから紐があたって苦しい~ってことがなくなるでしょう。

要するに紐があたる所にタオルです(笑)

タオルが紐の圧迫を吸収してくれますし、着崩れも防げるし、暖かい(#^.^#)





長じゅばんは、首の後ろ衿元にピタッと付くように着付け(着物も同じ)腰ひもは胸元が苦しくない程度に巻いて結ばず挟み込むとごろごろしません。


 着物も同じように着付けて腰ひもで押さえ、腰ひもの先を挟み込みます。
男児の帯は大人と違い、帯の位置を細い腰辺りに結びます。
袴の丈により比較的高い位置に結びますから締め過ぎないように。
帯結びの出来上がり位置も低くならないように気をつけてくださいね。



腰紐の上に、帯を二巻きして一文字に結びます。
 
帯の結び方と袴の着付け方は、詳しく しゅみのきもの サイトで説明していますので
見てくださいね。
 



※歩きやすいように着物を絡げるのは帯の上でも下でも落ちてこなければ良いです。
袴の後ろ板で隠れます。



この後、袴を付けますが歩きやすくするために着物をからげて帯の中へ挟むと裾さばきがよくなります。


前袴紐は、帯が一センチくらい見えるように前に当てて後ろに回して(一度結ぶとくずれにくくなります)帯の一文字の結び目の上で交差させて絡めて、前にもってきます。

さらに、前で、紐を持っている手の左紐が子供の右わきの所で上になるように重ねて
左紐はそのまま後ろに、下になっている右紐は上に折り上げて後ろに回します。
後ろで前紐は、しっかりと結びクロスになった所に挟み込み始末します。




後ろは、ヘラを帯の中に差し込み固定させて後ろ紐を前にまわします。
ここで、前に回した後紐の子供に向かって右側の紐にお守りの紐を通して付けるのを忘れずに!



ここからの説明は言葉では分かりにくいので上にリンクを貼っていますので、サイトで参考にしてくださいね。



お守りの付いている右側の、帯と袴の間に懐剣を挟み、羽織を着せて白扇を持たせて完成。

この写真は、まだ上げをしたばかりでしつけも付いたままで寸法合わせに
お試しで着付けてみましたから(^_^;)
それに、袴が少し長いので、本番の神社にお参りに行く時には袴の上の芯の部分を一つ折り返して着付けようと思っています。
 
※足袋の履き口が見えたりして、袴が短い場合は、気持ち帯を下目に結んで袴の寸法を合わせます。
※袴が長い場合は、帯を高めに結び寸法を合わせますがそれでも長い場合は、袴の上部ベルト芯の部分を一つ折り返して着付けて調節します。
 



子供は、じっとしていませんから着付けるのも大変です(^_^;)
軽く腰ひもを当てても…くるしい~~(笑)
衿を合わせても触って遊ぶし(^_^;)

記念写真は、写真館で撮るのですが衣装は好きなのを選び放題だそうですよ^^
自分の着物を持参してもしなくても料金は同じだとかです。

それならいろんなのを試しても良いのでは(笑)