2011年12月26日月曜日

今年最後の着付け

こんにちは。

週末の成人式の前撮りのお仕事も無事に終わりホッとしている月曜日です。
今朝は、筋肉痛(笑)

呉服屋さんのお仕事だったので…それは立派な帯やお着物でしたから体力が消耗しましたわ~って?って何?(笑)
はい、いつもの着物レンタルやさんのお仕事と違って、立派な上等の帯、それも未使用な帯、はい硬くて長くてさばくのも体力がいりますから(^_^;)羽根を作ってもピンと跳ね返る(笑)
三重紐に絡めても浮き上がる。

でも大丈夫 羽根もヒダも丁寧にしっかり作ってゴムでとめると帯がしっかりとしている分見栄えも良くて普段では体験できない帯結びの完成(#^.^#)/

しかし、胴に二巻きするのも締めるのも大変でした。帯が締めても滑らず動かない(-_-;)じゅうたんのような帯もありますから…(笑)
一人や二人くらいならなんでもないことでしょうが人数をこなすとなると息切れもします。

毎年の事ながら今年はさらに感じました。歳ですね着付けは体力勝負。
ぼつぼつ引退かなっ(笑)

正月を迎えたらすぐ成人式の本番ですね、こちらはレンタル会社のお仕事なので人数は大勢ですが
帯は、けっこう楽です。ほとんど柔らかい帯ですからね(#^.^#)会社の人に怒られそうかなっ(笑)

一年はあっという間に過ぎますね。
今年は後数日です体調に気を付けてがんばりましょう。

しゅみのきもの かんりにんでした

2011年12月21日水曜日

毎年の事ですが

こんにちは。

今年もあとわずかになりました。
クリスマス、大掃除やおせちの準備、みなさんも予定がびっしりでしょうか。

毎年の事ですが年末は、慌ただしく過ぎていきます。
今日も事務所の仕事が遅くまであると思います(^_^;)夕飯の準備と重なって疲れますねぇ。

週末には、成人式の前撮りのお仕事も入っていますし…年明けには成人式の本番です。
人数分の帯のバリエーションがちょっと心配。と…いろんな結び方を結んでみて…感じます。

帯結びを見た感じ、同じ結び方のように見える帯結びがよくありますが、実際には、たれの結び際で輪を作っておいてから、たれ先で羽根を作った最後に輪に手先を通しているパターンや

先に羽根を作って最後にたれ先で三重紐に絡めて輪を作り手先を通したパターン。

羽根を上げたり下したり、羽根のヒダを斜めにとったり丸めて花を作ったりと
個人個人で自由にアレンジして結べる帯結びは、無限にありますね~。

これが楽しくてやめられないのですが(笑)
実際の成人式の本番の着付けでは、時間との闘いで帯結びも時間のかからないものを選んで結んだりとちょっと残念だったりもします。

それに朝、三時に家を出るのもちょっと苦痛になってきました(^_^;)やっぱり歳でしょうかしらね(笑)

しゅみのきもの かんりにん

2011年12月18日日曜日

振袖用の帯結び 練習

こんにちは。

もうすぐクリスマスですね。
私はクリスマスの日は振袖の着付けのお仕事です。土日と続けてなのでクリスマス気分はまったくありませんねぇ(^_^;)

せめてツリーの写真をと貼ってみました(笑)





このツリーはホテルのロビーです。
人がそばにいるので大きさが分かりますね。
夕食がとても美味しかったです(#^.^#)/


帯結びの写真を二枚貼りました。
上のは教室の練習風景です。

結び方は、
手先の結び際を10センチほどの輪にして三重紐で背中に押さえてから 
たれで左羽根から作り
右羽根そしてたれの残りを追いヒダにして
最初作っておいた手先の輪に通します。

帯枕をして帯揚げをかけたら
手先に三つ山ヒダをとって
追いヒダを右向きに通した輪の隙間に通します。

帯締めをかけて形を整えて完成です。



こちらは
もっと簡単です。

帯を胴に二巻きして結び、三重紐をかけて。
たれの方で左羽根右羽根と作りたれの残りで三つ山ヒダにして左羽根の上に乗せ三重紐にはさみます。
帯枕をあてて帯揚げをかけたら手先に三つ山ヒダを作り右羽根の上に乗せて三重紐にはさみます。
中央の三重紐が少し見える場合コサージュや飾り紐などで飾るといいですね。





こちらは、帯が短くても大丈夫、硬い帯で結ぶと帯にさらに勢いが出て若々しくなりますね。
蝶が飛んでいる感じです。





2011年11月14日月曜日

訪問着やおしゃれ着に 華扇太鼓の結び方

こんばんは。

今日は、サイトに来られた方のご質問にお答えしようと思いまして振袖を着付けたままのボディですが(^_^;)二度目の着付けのアップになります。

華扇太鼓の結び方

① 帯を胴に二巻きしたら、てを下にたれを上に結びます。(お太鼓系なので柄止まりは中央よりで良いでしょう)
② たれの際を広げておきます。たれ先をすのこだたみにして中に巻きいれ、たれが三枚になるようにします。たれ先は下を向いています。
③ 結び際から手幅一つ分くらいの所に帯枕の位置として、その位置から一番上のたれを縦半分に下まで折り下がりますが後で下に広げるので右側だけヒダをとっておきます。
たれ先の帯がのぞきます。
④ ここで帯枕を当てて前で結び、帯揚げをかけます。
⑤ 下に垂れ下がっている、て先に扇ひだを作っておきます。
(一枚の扇ひだでも良いのですが今回は帯が長めなので二重に折って扇ひだを作りました)

⑥ 下を向いている三枚のたれをきっちり合わせて輪になっている上の二枚だけに仮紐でお太鼓の大きさの決め線を作り残りは右手で中に入れ込みます。
たれ先の長さは人差し指一本分7センチほどで決めて始末します。仮ひもは、前で結んでおきます。
(この時、たれの布目を通してたれ先を作りましょう。)
訪問着などのフォーマルな着物の帯結びにはお太鼓の大きさは、気持ち大き目の方が豪華になります。体系にもよりますが(^_^;)

⑦ て先の扇ひだを、お太鼓の中央から斜めに通して扇ひだを見せます。
この時に手先の左は普通のお太鼓と同じようにきれいに始末します。
右の扇ひだはピンチで止めておくと始末がしやすいですね。(仮紐でも良いです)


☆ 帯締めは、ての左にはかかりますが右の扇ひだは上に上げて帯締めがかからないようにします。

帯締めを締めて完成です。


この結び方は訪問着などの、ややフォーマルの着物に向いていますね。もちろんおしゃれ着にもぴったりかも^^
後ろから見るとお太鼓の中央半分に扇がのぞいている形です。
普通のお太鼓ではものたらない方にいいですね。
しゅみのきもの かんりにんでした