2018年12月26日水曜日

ピンタレストで共有って

こんばんは。

あっという間に、クリスマスも終わり、今週末から全国的に雪になりそうです。

明日まで仕事でして、大掃除もお正月の買い出しも、何もしていません。

まぁ、何とかなるでしょうが。



先日、ヤフーで、帯の結び方を検索していた時の事です。

なんと、私のサイトの帯の結び写真がいっぱい並んでいるサイトを見つけて。。。

えぇえぇ。。
これって私が結んだ、帯結び写真。

浴衣も私が着付けた浴衣、間違いないわ。と、思って娘にちらっと聞いてみたら。

これってピンタレストだよって。。。

何よそれ。。。

著作権は??と私。。。

娘、ん、、、グレーな状態かな?って。

インスタグラムは知っています。

私は四年以上前からやっています、分かります、自分自身が撮って投稿しますね。

ピンタレストは投稿する写真は自分が撮ったものもあるらしいのですが、

人が撮った写真も多く共有と言う形で

自分のボード、アルバムのようなものにテーマごとに写真を張り付けて共有して楽しんでいるらしいのですが。。。

人の写真を取り込んでブログのコンテンツにするのは、どうなのか。

私は初めて見て、びっくり、あぁ。。これは私のサイトの帯だぁ(笑)

まぁ気に入ってくれて集めてくれて、。。。でもなんだかなぁ。。。

って思っていたら、帯結びの下にサイト元ってしゅみのきものがあったので

そうなのかぁ。。。って。

納得したようなしないような。

今日も、また、私のサイトの帯結びが、ある人のブログに掲載されていました。

ある、個人のブログです。これも、共有なのですかねぇ。複雑です。


 ピンタレストではなく、その、ブログには、結び方をご紹介と、書いていて、写真を順番に掲載してあります。

あぁ、私の結んで写した写真が~えぇ~私が結んで写した写真が何枚も、見出しも私が付けた見出しでしたが。。。

これって、どうなのかなぁ。。。


でもまあ、私のサイトのリンクがあったようなのでseo対策にもあてはまるのかなぁって思っていますが複雑です。

どうなのでしょうかね。

しゅみのきもの ちびままでした。

http://relaxing-mall.boy.jp/so-net/index.html



2018年12月19日水曜日

着付け師のこと

着付けに興味を持たれて、一通りお勉強をされた方に頂ける、着付け師としての資格。

今年から着付け師デビューという方に読んで頂くと嬉しいのですが‥^^;
各着付け学院によって、資格のシステムもいろいろ違うと思います。
全日本着物コンサルタントの資格と学院での師範科卒業されて、着付け師の資格を取られた方。
お仕事としてお客様の着付けをさせて頂くのを楽しみに張り切っていらっしゃることと思います。
着付けの場は、結婚式場や美容院、
写真館、呉服屋さん、呉服レンタル会社と様々な着付けの場があります。
お仕事のチャンスは、ご自身が勉強されていた学院からのご紹介や、人の紹介、いろいろあります。

私の場合は着付けを習った学院の先生がチャンスを下さいました。
私がデビューの年は、緊張してあまり覚えていませんが、あっというまに終わってしまった事を今でも覚えています(^^ゞ
このシーズンになると、練習用の振袖や帯、小物の整理、手入れをしています。
ちびまま



着付け師 振袖着付け仕上げ確認


振袖着付け、仕上げ確認
最後にチェックは少し離れた場所からしましょう。
後から、襟の抜き加減。重ね襟が後ろから見えていませんか。
背中心が真ん中にありますか。
背中のシワは両端に寄せて整えていますか。
帯は立体感があって布目が通っていますか。
裾線は床にスレスレでしょうか(礼装着)。
前から見て、長襦袢の襟は3センチ位(指二本)でていますか。
前から見て、半衿中央はひし形は均等になっていますか。
おはしょりは横一直線になっていますか。
おはしょりは5~6センチの幅がありますか。
胸元のシワたるみが無いでしょうか。
重ね襟は五ミリ程出ていますでしょうか。
帯は高い位置にありますか。
袖は着物と長襦袢がきれいに重なっていますか。
裾上前の下から裾下前がのぞいていませんか。

全部クリアしていれば大丈夫です、ピンチの取り忘れにご注意!^^可愛いお嬢さんの振袖姿の完成。
訪問着や留袖、など他の着物も、衣文の抜き具合を変え、帯の位置をもう少し下に下げれば着付け方は同じです。



着付け師の心得


服装
清潔に感じ良く。上は白のブラウス(白のカッターシャツ)下は黒のズボン。黒のエプロン(着付け用としてポケットの沢山付いた物)黒の靴。

お化粧は、
上品に。口紅はつけないのも顔色が悪く暗い感じになりがちです、着物に付かない程度に軽くふき取るくらいにしましょう。爪は前日に切っておきます。着物や帯に引っかからないようにお手入れをしましょう。

持ち物
ピンチ数本。変わり帯結びの為のゴム(人数分)。飾紐数本。予備の衿芯。三重紐。さし上げても良いように、柔らかい空き箱で作った帯前板。後板。
腰紐数本。予備の半衿。補正用のタオル数枚。綿花。裁縫道具。
カバーの付いたハサミ。さらし(バストの豊な方用)と、腰紐がどうしても足らない場合、持ってこられた中の一番しっかりした腰紐モスリンなどを一番大切な腰紐として優先し、
足らない腰紐は、さらしを裂いて胸紐として利用できます。

(個人で美容室へ行く場合は、一通り持っていくと安心です)(着付け師さん、団体でレンタル会社さんのような、大人数の着付けにいく場合は、用意されている時もありますが、確認をしましょう)

着付けを始める前に準備をします
たいていは、美容(ヘアー)の方から先に始めますのでお客様のお荷物を預かります。
包みをといて準備をします。汚れないように風呂敷などの上に、準備しましょう。
小物など初めて使う場合、新しい物はビニール袋に入ったままですので全部出してすぐ使えるようにします。コーリンベルトなどもお客様の体型にもよりますが、すぐに直せるようにゴムを広げて自分の肩幅くらいに調整をしておきます。
たまに、古いコーリンベルトなどは、金具、もしくは、プラスチックなどの止め具が上手く開かない場合がありますのでチェックしましょう。

以前、呉服屋さんの振袖の前撮りの時に側で着付けていました。
着付け師さんが、コーリンベルトを止めていた時に、パチーンと凄い音でプラスチックが粉々になった事があります。
ちょうど、呉服屋さんのイベントだったので、新しいのを購入して頂きましたが…着付け会場ですぐに手に入らない場合もありますので
予備に一本持っておくと安心ですね^^;

まず、一番下に前帯板と後帯板。
その上に、帯の準備。
結びやすいように手先を半分に途中まで折りたたんでおきます。

帯締めや帯揚げ、帯枕、三重紐、コーリンベルト、腰紐、伊達締め、その上に着物を袖だたみにしておきますが、重ね衿は着物に三箇所をピンチで付けておきます。
その上に長襦袢用に腰紐、伊達締め、長襦袢(半衿の付いたものに衿芯を入れておきます)
その上には、裾よけと肌襦袢、補整用品、足袋(履きやすいように半分に折っておきます)

着付けをする順番に上から重ねて置いておくとスムーズに着付けができますね^^
もう一つは、着ていたお洋服を入れる為の袋か風呂敷も準備しておきましょう。

挨拶を忘れずに
成人式の振袖であればお嬢様に「本日はおめでとうございます。
本日着付けを担当させていただきます○○です。どうぞよろしくお願いします。」
着付けの場面場面で、挨拶も違いますが、気持ちよく心から伝わるようにしたいものですね^^

所作は美しく
着付けに夢中になると、両膝を付いて帯や帯揚げ帯締めなどを始末している時につい、両方の足先が開いてしまったり、立て膝になったりしないように気をつけたいものですね。
無言で着付けをしない
着付けをしながら、言葉をおかけしましょう。
最初は緊張してなかなか言葉はでませんが、お客様に不安を与えてしまいます。私の経験からですが…^^;
たとえば、半衿が可愛かったので…「この半衿、可愛いですね、お母様に付けていただいたのですか?」と聞きますと、
「これは、祖母が選んで買ってくれた物です(#^.^#)」「そうでしたか、衿元が可愛くなるようにこの半衿をしっかり見えるように丁寧に着付けをさせていただきますねっ」…と^^
すると、お嬢様は、嬉しそうに笑ってくださいました。
そして、紐を締める時なども一言声をかけてさしあげましょう。(お嬢様には、馴れ馴れしく、ためぐちで話さないようにしましょう。)

胸紐や伊達締めなど、あまりきつく締めなくても大丈夫です。
上へ上へと重ねて帯も締めますから簡単には緩みません。
でも、腰紐だけは例外です。
絶対に緩めてはいけません。^^;(腰紐が緩いと…考えただけで怖いことになります。着物はずるずると落ちてくるし、帯も落ちてきます)想像するだけで(>_<)うぅ~怖い!!
私はいつも、腰紐だけは、奥歯を噛み締めて(笑)ギューっと!!締めますが…顔には出さずに(笑)締めてから…キツイとおっしゃれば説明します。
「中に補整のタオルを巻いていますから相当きつく締めても後になってくるとタオルが吸収してくれますから^^;大丈夫ですよっ!」と。
それでもキツイとおっしゃれば、
腰紐は緩めずに腰紐の中に指を入れて左右にシワを寄せるようにしっかり扱いて身体に添わせシワを整えます。…
「緩めましたよ、どうでしょうか?」と聞きますと、笑顔で「はい(#^.^#)大丈夫みたいです」と、おっしゃいます(#^.^#)
腰紐を解いて緩めるのではなくシワを扱いて隙間を空けます。

時間短縮を目指しましょう
私がまだ着付けデビューして間もない頃に先生からアドバイスをもらいました。
その時は、
重ね衿を着物の衿に添わせてコーリンベルトを止める時でしたが自分で納得いかないのでやり直していたら
「着付師さんは、同じ場所を何度も触らない!」と。
「一つずつの仕事を流れるように仕上げていきましょう」
今考えるとその通りだなと(^^;)着付ける回数が増えるごとに身に付いて時短へとなる事を。
着付けが仕上がったら全体を少し離れた所からチェックをしましょう
お草履とバッグ、荷物を持っていただき、お疲れ様でした。
いってらっしゃいませ(#^.^#)笑顔でお見送りしましょうね。