この写真は、三十年前の娘の祝い着の中の長襦袢です。
着物と一緒にクリーニングしたものです。
この長襦袢は、私が肩上げと腰上げそして 刺繍半襟を付けて
お袖もたもとを着物に合わせて折上て角を止めて
仕上げて
着物も同じくたもとを丸くしました。
●下の写真は、向かって左側が下前なので腰上げの最後をダーツを取らずにそのまま縫っています。
※写真の向かって右側めくり上げている方の上前を
左の下前の上に重ねてしまうと、はみ出していても見えないし、この方がかさ張らない。
●先に体に添わせる、下前の紐を身八つ口から通しています。
●下の写真は、上にかぶせているのが上前なので
腰上げ(身丈の寸法を短くする為)の最後をダーツを取って寸法を合わせて
横に、はみ出さないようにして縫っています。
●両方の紐を後ろに回して結びます。
長い場合は後ろから前に回して前で結び目が邪魔にならないように一結びして逆にねじてから挟み込んでも良いですね。
●下の着物の写真は、すでに肩上げ腰上げをして
お袖もたもとを丸く縫ってあります。
着物のサイズと肩上げ腰上げの仕方を書いています。
大体こんな感じかなと参考にしてください。
↓
http://sayo-sayonnn1-sayo.blogspot.com/2011/11/blog-post.html
● 肩上げ(衿付けと袖付の間あたりをつまんで縫う)
小さな肩です^^お袖の裄が長すぎるのを縫って調節します。
● 身丈を調節するための腰上げ(ウエスト辺りでつまんで縫う)
私は今回は、脇の身八つ口から下へ15センチの位置から腰上げをしました。
● お袖のたもともまあるくね(^-^)
長襦袢のお袖は角を折って止めているだけです。
※祝い着の時のお袖は四角くて角があるため直します。
こんな感じでやっと(^_^;)
仕上がりました。
正絹…絹の着物は何年経ってもきれいで素敵です。
孫もママの着物で喜んでくれるでしょう。
ちびまま
http://www010.upp.so-net.ne.jp/sayo50/
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