2011年10月10日月曜日

七五三男の子着物と袴の着付け方と補正

こんにちは。
今日は、七五三男の子五歳児の着物と袴の着付け方を簡単に書いてみました。

家の孫も今年で五歳になります^^
着物と袴と小物のセットを購入しました。

長じゅばんに白の半襟を縫い付けて、肩上げをして足袋と子供用の腰ひもも購入して準備完了。

もちろん、着物も身長に合わせて着丈の上げと、お袖の長さ(裄)の肩上げもしました。

和裁の方が私ちょっと苦手なのですがなんとかチクチクとがんばってみました(^_^;)

(※赤ちゃんの時の祝い着を着せるのであれば紐の位置を少し下げて肩上げと身上げをしますから腰紐はいりません。長襦袢も同じく。補正もなくても大丈夫かな。)

まず、補正をしましょう。下着(ランニング)の上にすぐに紐があたると「しんどいぃ~」となりましたから(^_^;)神社に出かける本番の日には、長じゅばんを着せる前にタオルを四つ折りにして背中の下、腰の凹んだ上あたりに一枚と、もう一枚はタオルを縦半分に折り長くして前から巻いて後ろの腰の上にあるタオルの上に重ねて紐で押さえますこうすると薄い長じゅばんから紐があたって苦しい~ってことがなくなるでしょう。

要するに紐があたる所にタオルです(笑)

タオルが紐の圧迫を吸収してくれますし、着崩れも防げるし、暖かい(#^.^#)





長じゅばんは、首の後ろ衿元にピタッと付くように着付け(着物も同じ)腰ひもは胸元が苦しくない程度に巻いて結ばず挟み込むとごろごろしません。


 着物も同じように着付けて腰ひもで押さえ、腰ひもの先を挟み込みます。
男児の帯は大人と違い、帯の位置を細い腰辺りに結びます。
袴の丈により比較的高い位置に結びますから締め過ぎないように。
帯結びの出来上がり位置も低くならないように気をつけてくださいね。



腰紐の上に、帯を二巻きして一文字に結びます。
 
帯の結び方と袴の着付け方は、詳しく しゅみのきもの サイトで説明していますので
見てくださいね。
 



※歩きやすいように着物を絡げるのは帯の上でも下でも落ちてこなければ良いです。
袴の後ろ板で隠れます。



この後、袴を付けますが歩きやすくするために着物をからげて帯の中へ挟むと裾さばきがよくなります。


前袴紐は、帯が一センチくらい見えるように前に当てて後ろに回して(一度結ぶとくずれにくくなります)帯の一文字の結び目の上で交差させて絡めて、前にもってきます。

さらに、前で、紐を持っている手の左紐が子供の右わきの所で上になるように重ねて
左紐はそのまま後ろに、下になっている右紐は上に折り上げて後ろに回します。
後ろで前紐は、しっかりと結びクロスになった所に挟み込み始末します。




後ろは、ヘラを帯の中に差し込み固定させて後ろ紐を前にまわします。
ここで、前に回した後紐の子供に向かって右側の紐にお守りの紐を通して付けるのを忘れずに!



ここからの説明は言葉では分かりにくいので上にリンクを貼っていますので、サイトで参考にしてくださいね。



お守りの付いている右側の、帯と袴の間に懐剣を挟み、羽織を着せて白扇を持たせて完成。

この写真は、まだ上げをしたばかりでしつけも付いたままで寸法合わせに
お試しで着付けてみましたから(^_^;)
それに、袴が少し長いので、本番の神社にお参りに行く時には袴の上の芯の部分を一つ折り返して着付けようと思っています。
 
※足袋の履き口が見えたりして、袴が短い場合は、気持ち帯を下目に結んで袴の寸法を合わせます。
※袴が長い場合は、帯を高めに結び寸法を合わせますがそれでも長い場合は、袴の上部ベルト芯の部分を一つ折り返して着付けて調節します。
 



子供は、じっとしていませんから着付けるのも大変です(^_^;)
軽く腰ひもを当てても…くるしい~~(笑)
衿を合わせても触って遊ぶし(^_^;)

記念写真は、写真館で撮るのですが衣装は好きなのを選び放題だそうですよ^^
自分の着物を持参してもしなくても料金は同じだとかです。

それならいろんなのを試しても良いのでは(笑)








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