2018年12月11日火曜日

胸の大きな方のさらしの巻き方

振袖の着付けをする時のふっくらさんの体型補整のお話を書きます。
今日は、着付け師さんのご質問なのですが
まず、足袋を履き、裾除けと肌襦袢を(下着)を付けます。
普通の補正はこちらから、この、ページ下の部分に着物の補正を掲載しています。
参考にしてください。   ↓   ↓

問題の、胸の大きな方の補正ですが…。
和装ブラでは、着崩れが心配なふっくらさんの場合です。

サラシの巻き方
自分ではなく他の方に着付ける時のお話です。
サラシ半分の幅で最低でも胸に三回以上は巻ける寸法が必要です。

サラシは、きつくギュギュに巻いて置いてから、準備します。

お嬢様の前に向かい合って立っている状態で説明します。
サラシの端を左手に持ち、巻いている固まりを右手に持ってお嬢様の左の胸上部から
左手に持ったサラシで押さえながら固まりを転がしながら締めていきます。
左胸を真ん中の方に寄せ気味に緩まないように気を付けながら、ギュッと押さえながら時計回りとは逆に巻いていきます。

右胸も真ん中の方に寄せ気味に押さえながらきつく巻いて後ろに回します。

二回目には同じように、緩まないように気を付けながら二周三周と巻いていきます。
きつく締めながら緩まないように巻いていくのですが…あくまでもお嬢様に声をかけながら
大丈夫ですか?
痛くないですか?の心遣いが必要です。
そして、何故このような事をするのかを説明も忘れずに。
(胸が大きな場合、普通に着付けると、襟元、胸元が着崩れて、その時には、綺麗に着付けられていても、時間が経つと共に動いているうちに、胸元が、はだけてしまいます)
後で、写真を見て、ガッカリしない為にです(#^.^#)

ちびまま
しゅみのきもの  http://www010.upp.so-net.ne.jp/sayo50/



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