2011年12月18日日曜日

振袖用の帯結び 練習

こんにちは。

もうすぐクリスマスですね。
私はクリスマスの日は振袖の着付けのお仕事です。土日と続けてなのでクリスマス気分はまったくありませんねぇ(^_^;)

せめてツリーの写真をと貼ってみました(笑)





このツリーはホテルのロビーです。
人がそばにいるので大きさが分かりますね。
夕食がとても美味しかったです(#^.^#)/


帯結びの写真を二枚貼りました。
上のは教室の練習風景です。

結び方は、
手先の結び際を10センチほどの輪にして三重紐で背中に押さえてから 
たれで左羽根から作り
右羽根そしてたれの残りを追いヒダにして
最初作っておいた手先の輪に通します。

帯枕をして帯揚げをかけたら
手先に三つ山ヒダをとって
追いヒダを右向きに通した輪の隙間に通します。

帯締めをかけて形を整えて完成です。



こちらは
もっと簡単です。

帯を胴に二巻きして結び、三重紐をかけて。
たれの方で左羽根右羽根と作りたれの残りで三つ山ヒダにして左羽根の上に乗せ三重紐にはさみます。
帯枕をあてて帯揚げをかけたら手先に三つ山ヒダを作り右羽根の上に乗せて三重紐にはさみます。
中央の三重紐が少し見える場合コサージュや飾り紐などで飾るといいですね。





こちらは、帯が短くても大丈夫、硬い帯で結ぶと帯にさらに勢いが出て若々しくなりますね。
蝶が飛んでいる感じです。





2011年11月14日月曜日

訪問着やおしゃれ着に 華扇太鼓の結び方

こんばんは。

今日は、サイトに来られた方のご質問にお答えしようと思いまして振袖を着付けたままのボディですが(^_^;)二度目の着付けのアップになります。

華扇太鼓の結び方

① 帯を胴に二巻きしたら、てを下にたれを上に結びます。(お太鼓系なので柄止まりは中央よりで良いでしょう)
② たれの際を広げておきます。たれ先をすのこだたみにして中に巻きいれ、たれが三枚になるようにします。たれ先は下を向いています。
③ 結び際から手幅一つ分くらいの所に帯枕の位置として、その位置から一番上のたれを縦半分に下まで折り下がりますが後で下に広げるので右側だけヒダをとっておきます。
たれ先の帯がのぞきます。
④ ここで帯枕を当てて前で結び、帯揚げをかけます。
⑤ 下に垂れ下がっている、て先に扇ひだを作っておきます。
(一枚の扇ひだでも良いのですが今回は帯が長めなので二重に折って扇ひだを作りました)

⑥ 下を向いている三枚のたれをきっちり合わせて輪になっている上の二枚だけに仮紐でお太鼓の大きさの決め線を作り残りは右手で中に入れ込みます。
たれ先の長さは人差し指一本分7センチほどで決めて始末します。仮ひもは、前で結んでおきます。
(この時、たれの布目を通してたれ先を作りましょう。)
訪問着などのフォーマルな着物の帯結びにはお太鼓の大きさは、気持ち大き目の方が豪華になります。体系にもよりますが(^_^;)

⑦ て先の扇ひだを、お太鼓の中央から斜めに通して扇ひだを見せます。
この時に手先の左は普通のお太鼓と同じようにきれいに始末します。
右の扇ひだはピンチで止めておくと始末がしやすいですね。(仮紐でも良いです)


☆ 帯締めは、ての左にはかかりますが右の扇ひだは上に上げて帯締めがかからないようにします。

帯締めを締めて完成です。


この結び方は訪問着などの、ややフォーマルの着物に向いていますね。もちろんおしゃれ着にもぴったりかも^^
後ろから見るとお太鼓の中央半分に扇がのぞいている形です。
普通のお太鼓ではものたらない方にいいですね。
しゅみのきもの かんりにんでした

振袖用 帯結び お太鼓系変わり結び

こんにちは。
今日も振袖用の帯を結んでみましたが、若い方の訪問着にでもいけそうです。
小じんまりとした可愛いお太鼓です。

胴に2巻きして手先を下に結びます。(お太鼓系なので柄止まりは後ろ中央でも良いでしょう)
先に、て先に羽根をつくっておきます。

○ 手先から表を見て、結び際に向けて45センチくらい折り返します。折り返した輪の方の左角から5センチくらいのところから右斜め方向に追いヒダを折っていきます。手先の右角5センチくらいのところまで。
追いヒダの中央を目立たない色輪ゴムで止めます。


○ その手先を左右ひっくり返して、上にあげて背中の結び際の上に置き、三重紐で押さえて、余った残りを帯の中へ土台として入れ込みます。


○ たれ先を50センチほど取ったところに箱ヒダを作ります。(お太鼓の部分)


○ その50センチほどのたれ先を、三重紐の中央へ二番目と三番目の紐一緒に(2重に)、たれ先が衿元に向くように箱ヒダを押さえます。(後でお太鼓の部分です、衿元へピンチで押さえておくと作りやすいです)

○ 50センチほど取った残りの、たれが輪になっていますね、それを左右に振り分けて帯幅を半分に折り、左の羽根と右の羽根を作ります。それぞれ三重紐にかけて羽根を整えます。

○ 帯枕をして、帯揚げを掛けて、上に向いて上げてある、たれ先をお太鼓のように下に下ろしてお太鼓部分の大きさを加減しながら、帯締めをかけます。(帯が短くて普段のお太鼓のように、たれ先が人差し指一本分~7センチほど取れない場合は、全部中に入れても大丈夫です)


羽根の中央のゴムが気になるようでしたら飾り紐やコサージュで飾りましょう。


しゅみのきもの かんりにんでした




2011年11月13日日曜日

七五三男児の着物と袴の着付けと補正

おはようございます。
今朝、孫の七五三の五歳児の着物と袴の着付けをしました。
今日は朝から神社へお参りの日です。

この間、しつけを付けたままで着物の柄の感じを見るために着付けてみたのですが。
その時の記事です。↓

http://sayo-sayonnn1-sayo.blogspot.com/2011/10/blog-post.html

この時には、帯の結び方や着付け方も雑でしたので(^_^;)でも写真をアップしてしまい…お恥ずかしいですが(笑)初めての方にも分かりやすい記事をとあえてアップしました。

今日は本番、しつけも取って丁寧に着付けました^^

補正はこの間書いた記事のとおり、タオル二枚と押さえる為の腰ひもの代わりに一巻き分のガーゼでタオルを押さえました。
子供は紐をあまり使うと疲れてしまいますものね。

○ 補正の仕方

「長じゅばんを着せる前にシャツ(下着)の上からタオル四つ折りにして背中の下、腰の凹んだ上あたりに一枚を乗せて
二枚目のタオルは縦半分に、(体系に合わせて下さい縦半分にならなくても3/1でも)
折り、長くしてから、前から巻いて後ろの腰の上にあるタオルの上に重ねて
長い方のタオルで押さえて体に巻きます。(この時はタオルがゆるまないようにぴったりと)
気を付けるのは、紐の位置よりタオルが下にならないように。
(長じゅばんの紐があたる位置の上まで)

タオルが紐の圧迫を吸収してくれますし、着崩れも防げるし、暖かい(#^.^#)
こうすると薄い長じゅばんから紐があたって苦しい~ってことがなくなるでしょう。でも、あくまでも紐は緩めにしてあげましょうね。
タオルが落ちないように紐で押さえます。(私の場合は幅広のガーゼで一巻きしました)

○ 長じゅばんは、首の後ろ衿元に付くように着付け(着物も同じ)腰ひもは胸元が苦しくない程度に巻いて結ばず挟み込むとごろごろしません。
○ 着物も同じように着付けて腰ひもで押さえ、腰ひもの先を挟み込みます。
○ 帯を二巻きして一文字に結びます。

帯の結び方と前紐の結び方は、詳しく しゅみのきもの サイトで説明していますので
見てくださいね。動画もあります。

私の場合
この間 袴丈が少し長かったので、帯を小さ目に結びボリューム感を出しました。
こうすることで膨らみで袴丈が上にあがります。

この写真は、この間の試しに着付けた時の写真ですが帯が薄くて大きい(^_^;)
○ 袴を付けますが歩きやすくするために着物をからげて帯の中へ挟むと裾さばきがよくなりますしトイレも楽です^^

前袴紐は、帯が一センチくらい見えるように前に当てて後ろに回して(一度結ぶとくずれにくくなります)帯の一文字の上にクロスしてから両紐を前にもってきます。
ここで、付属のお守りを向かって右の袴の紐に通します。

私の場合
今日は、長めの袴を袴丈を短くするために、前紐の付いている板を一回折り返して着付けました。

ここからの説明は言葉では分かりにくいので上にリンクを貼っていますので、サイトで参考にしてくださいね。


○ 羽織を着せて、付属のものをつけます。
お守りは、先に袴を付けた時に前紐の向かって右の紐に通してから着付けます。
懐剣は、着付けが終わってから向かって右の位置に帯と袴の間に差し込みます。
扇子は手に。(写真を撮る時)
草履は、歩きにくければ神社に入る時に履かせても良いのではないでしょうか(#^.^#)/


子供は、じっとしていませんから着付けるのも大変です(^_^;)
軽く腰ひもを当てても…くるしい~~(笑)
衿を合わせても触って遊ぶし(^_^;)お母さん流に着付けてあげて下さい。