2012年5月3日木曜日

箪笥の中を探索

おはようございます。
世の中、GWの真っただ中ですが私の予定は…無くなり…暇( ̄▽ ̄;)に。
昨日は、箪笥の中を整理していて…急に着物が着たくなり…結城紬を引っ張り出してお家で着ていました。

どこへも出かける予定もないので、ゆる~くザックリと着てみたのですが、なんとも楽々で動きやすく快適でした。

と、言うのも…いつもお出かけには、美しく着付けたいと、補正も衿もきっちりと自分の理想の着付け姿がありまして
これは、人様に着付ける時にも自分の理想の着物姿があるように自分にも…と
なんだかかたぐるしかったなと、いまさらながら思いました。(笑)

昨日は、補正もなしで長年の間着ていた装道の長襦袢や付け衿もやめて
まだ着付けを習っていなかった頃に持っていた普通の長襦袢(母が揃えてくれていた)に半襟を付けて着てみました。
もちろんコーリンベルトもなし。腰ひも2本伊達締め1本だけでゆる~く着付けました。

これだと楽々だから、お家きものとして着てもいいかなぁっておもいました。

そして、洗える着物も教室様にと沢山持っていますが…。
やはり、ポリと比べると自分の体に合った正絹の着物は着やすくて体になじみやすくて良いなぁって。

でもお家で着るのには絶対に着物の上にかっぽう着が必須(笑)

ちょいと豆知識をば。


紬 つむぎ (織りのきもの地)
紬は、糸の段階で色々な色に染められ、その糸を組み合わせて織り上げていく織りの着物の事です。
(反対にやわらか物、留袖、訪問着、小紋、色無地などは染まっていない糸を白生地に織り、反物の段階で様様な加工を施したものです。)
昔は紬を日常着として使っていたため、その土地その土地の風土に合った、様々な織物があります。
自分自身の手で織った生活着としての伝統を持っているものなので価格的に高価な物だからといって格式のある場所には、装えません。
街着用です。
近ごろでは訪問着や附下げもありますが、産地の名前が付けられていることが多く大島紬や結城紬、紅花紬などよく知られています。
素材感が縮緬や綸子と違って張りがあるのでしゃっきりと着こなしましょう。


しゅみのきもの かんりにんでした
http://www010.upp.so-net.ne.jp/sayo50/







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